岐阜県揖斐郡に拠点を構える「近藤慎也司法書士事務所」では、各種登記・相続・遺言・成年後見など幅広いご相談内容にお応えしております。
今回は遺産相続の注意点についてご紹介いたします。
〇全相続人をしっかり調べる
相続人を確定させることは遺産分割協議を行う上での大前提となる部分です。後から他に相続人が判明した場合は遺産分割は無効になります。
後々の紛争の火種にもなりかねますので、事前にしっかりと調べておきましょう。
〇遺産を確定させる
現金や不動産などプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も全て洗い出すようにしましょう。
〇誰がどの遺産を取得するか明確にする
不特定な項目がると相続登記ができなくなる場合があるため、不備のないように「誰が」「どの遺産」を相続するかを明確にしましょう。
〇借金は相続人全員の負担であることに注意する
借金などの債務は遺産分割の対象にならず、それぞれの法定相続分に従って相続人が負担することになります。全相続人でその旨は共通認識を持つように周知するようにしましょう。
〇遺産分割後に新たに発見された相続財産の対処法を決めておく
遺産分割後に新たに相続財産が発見されるケースは決して珍しいものではありません。せっかく問題なく遺産分割ができたのに、新たな紛争の引き金になりかねませんので、対処法を事前に決めておくことをおススメします。
相続をご検討のお客様はぜひお気軽にお問い合わせ下さい。