補助金や助成金は国の方からどんな制度を利用できますよ、などと丁寧に説明してくれるわけではありません。
企業の方から何が該当するのか見極めて申請しなければいけません。
そこで、意外と知られていない補助金や助成金についてご紹介しましょう。
・事業再構築補助金
事業再構築補助金はコロナ禍の状況で売上が減少している企業に対して支援してくれる補助金です。
コロナ禍以降、10%以上減少している企業に対して補助が受けられます。
受けられる補助金の上限は決まっており、従業員の数によって決まります。
例えば従業員が20人以下なら最高で2000万円まで、従業員が100人いれば6000万円まで受けられる可能性があります。
コロナ禍以前の売上データと、それ以降の売上が減少したことを示す書類を提出する形になります。
法人事業概況説明書や確定申告書の提出が必要です。
・ものづくり補助金
ものづくり補助金は何か開発したり、生産する目的の設備投資として補助金を得ることができます。
こちらは要件が厳しく、3年以上の事業計画を提出する必要があります。
そして従業員に対する給与の支払総額を年平均で1.5%以上増やすなどの条件も盛り込まれており、生産性を上げるための施策を行っているかが条件となります。
製造系のお仕事をされている方は特に検討したい補助金です。
どのようにすれば、補助金を得られるのかは近藤慎也司法書士事務所までお問い合わせください。